お題:修学旅行でお土産を選ぶキセキ
黒子は同じ学校なので、お土産を選ぶ必要がありませんので妄想できませんでした。
あらかじめご了承ください。
| 黄瀬の場合 → インスピレーションで即決。「ちゃんにはこれっス!」 緑間の場合 → 時間の許す限り、見比べて真剣に時間を掛けてじっくりと。後ろで高尾が「ねー、真ちゃん。どれも一緒じゃん」って呆れながら待ってる(笑) 青峰の場合 → 「大ちゃん、に何か買った?」 「...!やべっ!!」 素で忘れてて、帰る駅で桃井に指摘されてやっとこ思い出し、とりあえず、超有名な白い猫のご当地バージョンのストラップを慌ててレジに持っていく。 「もう、大ちゃんったら...」 勿論、桃井は大呆れ。 紫原の場合 → 帰るまで忘れてる。氷室にお土産を渡したときに、「それで、さんにはなにを買ったんだい?」と問われて青くなる。 「室ちん、それ返して」 「...」 そんな感じになりそう(笑) 赤司の場合 → 買わない。 |
| 緑間の場合 何となく結構具体的に浮かんだので、小話を投下 |
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| 人事を尽くした土産の選び方 ガラス工芸が所狭しと並べられている。 修学旅行のコースのひとつである、ガラス工芸館という場所を訪れていた。この地域はガラス細工が有名だと先ほどのバスの中でバスガイドが言っていた。 作業場も併設されており、事前に申し込めばガラス細工の制作も出来る施設のようだ。 ふと、目に入ったのは、風船を持ったクマのガラス細工。置物だ。 「お、ちょっと可愛いじゃん」 ひょっこり背後から顔を覗かせて高尾が言う。 「ああ...」 「ちゃんに?」 「ああ...」 ひとつ手にとってはそれを戻してその隣に手を伸ばす。 「ちゃん、クマ好きなの?」 「いや、そんな話は聞いたことはない」 「...ふーん」 真剣な眼差しで同じデザインの置物を見比べている緑間をそっと置いて高尾も店内を見て回ることにした。 暫くして戻ってみると、まだ同じところに緑間がいる。 「真ちゃん、まだ悩んでんの?」 「高尾、このクマさんとこっちのクマさん。どっちが愛らしいと思う?」 (『クマさん』って...!) 「あー、同じじゃね?」 「だからお前はダメなのだよ。いいか、ここのガラス細工は全て手作りだ。つまり、全く同じものがあるはずがないのだよ。どっちが愛らしいだろう...」 「何でクマに拘んの?」 「可愛らしいじゃないか。大きさも邪魔にならない程度の小ぶりなもの。ラッキーアイテムとしても持ち運びが楽だろう」 「...ちゃんってラッキーアイテムとか気にすんの?」 「しないだろうな。だが、気にする日が来たとき、そしてそのときのラッキーアイテムがクマさんだったらこれ以上役立つものはないだろう!」 力説する緑間に 「あのさ、真ちゃん。この大きさの動物の置物だったら向こうにも結構あったぜ」 と高尾が呆れながら言う。 「何?!案内するのだよ」 「え、見に行くの?」 「当然だ。はクマさんよりもウサギさんの方が好きかもしれないのだよ」 (うわっ。思わず余計なことを言っちゃったよ...てか、『ウサギさん』って...!) 案内させられながら高尾は心から反省した。 動物コーナーを真剣に見ている緑間に 「ねー、真ちゃん。せめてどの動物が好きか、ちゃんに電話して聞いたら?」 と高尾が声を掛ける。 「何を言う。土産は貰ったときの驚きもまた必要なのだよ。全く、土産の何たるかを知らないとは。だからお前はダメなのだよ」 「へいへい」 集合時間一杯まで悩んだ緑間はクマとキリンとウサギと猫と犬と白鳥を買った。 「買いすぎだろ、どう考えても」 心底呆れて高尾が言う。 「どれも愛らしくて選べなかったのだよ」 自分でも買いすぎだと思った。 後日、そのお土産を渡すと彼女は笑った。 「動物園が出来ちゃうね」 「すまない、小さいから邪魔にならないと思って買ったのだが、数が増えたからやはり邪魔になるな」 緑間が返すと、 「玄関を動物園にするから良いよ」 と彼女が言う。 それから更に時間が経って、彼女の家にいってみると、あのときの言葉の通り玄関が動物園になっていた。 しかし、自分が渡したお土産以外の動物もいる。 「増えて..いるのだよ」 「お母さんが楽しんでるのよ。動物園と言うよりもサファリパークにしちゃいましょうって。出張でそういうところに寄れるときは買って帰ってるの」 苦笑して彼女が言う。 「そうか」 「次来たときもまた増えてると思うよ」 「迷惑だったかと思ったが、楽しんでもらえているようで良かったのだよ」 「ラッキーアイテムに困ったら声をかけてね」 の言葉に緑間は苦笑して頷いた。 「ああ、そうさせてもらおう」 確かに、動物系はここを頼れば困りそうにない。 |