| 仕事の都合で突然決まった長期の海外出張から帰って、久しぶりの日本の空気を吸った。 日本の空気と言うだけで何だか物凄く懐かしく感じる。 空港から出たところで不意に「お疲れ様でした」と声を掛けられた。 振り返ったは「あれ?」と呟く。 まさか、赤崎が此処にいるとは思ってなかった彼女は暫くぽかんと彼を見上げる。 「どうしたんスか?」 苦笑しながら赤崎は首を傾げた。 「あ、うん。遼くんがここにいるから...」 赤崎は眉を上げ、「いいじゃないスか」と少し拗ねる。 「悪くはないけど...やっぱ驚くものよ?」 確かに帰国の日時は連絡してたけど、と付け加える。 「ま、俺もさんが何も言わずにスタジアムにいたらびっくりしますしね」 肩を竦めて赤崎が同意をした。 「でしょ?」と得意になって彼女が言い、赤崎は「チョーシ乗って...」と呆れた。 車で来ていると言う赤崎が送ってくれるというのでその言葉に甘えることにする。 駐車場に向かいながら、赤崎はの荷物を引き受けた。 時間も少し遅かったこともあり、都内だというのに交通量は少なめで、車は快調に走り、いつもより短い時間でのマンションに着いた。 「ここでいいよ」と言うに「荷物持ちくらいしますよ」と赤崎がついて来た。 部屋のドアを開けて、「せっかくだから入る?」とがいうと、「帰らなくていいスか?」と赤崎がいう。 表情はからかいモードだ。 「...いいわよ、どーぞ」 適当にいうに赤崎は苦笑し、「俺がマズイっス」と降参した。 「ま、今度ゆっくりできるときに来てよ」 がいうと「知りませんよ?」と赤崎が挑発した。 にこりと微笑んではとりあえず赤崎が持ってくれている荷物を受け取った。 「ねえ、遼くん。何か忘れてる気がしない?」 に言われて少し考えた赤崎は「でした」と頷く。 「おかえりなさい」と言ってにキスをした。 |
タイトルが、物凄く困って。
結局、まあ。赤崎の最後のセリフってことで。
何でもない日常を書くとタイトルで困ると言うのは本当に..良く遭遇しているのですけどね。
赤崎、ヒロインの帰りを首を長くして待ってて、さらに待ちきれなくて空港まで迎えに行ったと言う。
可愛いな、おい!
桜風
11.03.24
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