| コロニーメンデル内で補給作業を行っていると、アラームが鳴り、サイが第一戦闘配備をアナウンスする。 食事を取りに来ていたクルーたちが慌てて持ち場に戻っていく。 ドミニオンとの戦闘中にフラガがザフトの気配を感じ、ディアッカと共にコロニー内へと進んでいった。 「貴様ぁ!よくもディアッカの機体で!!」 コロニー内で遭遇したバスターにイザークがソードを抜いた。 一方、フラガの乗ったストライクとクルーゼの乗ったMSが対峙する。 自分をナチュラル、地球軍だと思って攻撃してくるイザークにディアッカは思わず通信を送る。 「イザーク!」 「ほ?!」 思いも寄らない人物の声にイザークは驚いた。 「ディアッカ...?ディアッカ、本当に貴様なのか?」 「ああ、そうさ」 「それが何故、ストライクと共に居る?!どういうことだ、貴様ぁ!!生きていてくれたことは嬉しい。が、ことと次第によっては貴様でも許さんぞ!」 「イザーク...」 かつて共に戦った仲間であり、親友の声にディアッカは答えに詰まった。 「ディアッカ!」 コロニー外での戦闘でドミニオンが撤退したため、加勢に来たキラが声を掛けてきた。 「キラ!?」 フリーダムに見覚えがあるイザークが戦闘体勢に入ったが、 「やめろ、イザーク!キラも」 その間に立ってディアッカが2人を制止する。 「こいつは俺に任せてくれ」 ディアッカの言葉にキラは納得し、コロニーの奥へ行ったフラガを追っていった。 ディアッカはバスターのハッチを開き、 「銃を向けずに話をしよう、イザーク!」 イザークに声を掛けた。 2人はMSから降り、対峙する。 「イザーク...」 ディアッカはイザークが話し合いに応じたと思ったがまず向けられたのは言葉ではなく、銃だった。 「敵のそんな言葉を信じるほど、俺は甘くない!!」 銃口をディアッカに向けたまま、イザークが言う。 その言葉を受けて、ディアッカは小さく溜息をつき 「俺は、お前の敵か?」 と問いかけた。 ディアッカの言葉にイザークは答えに窮する。 「...敵となったのは貴様の方だろうが」 静かなイザークの言葉にディアッカも 「俺は、お前の敵になった覚えはねぇよ」 という。 「ふざけるな!貴様はもう裏切り者だ!!」 「プラントを裏切ったつもりも無い!」 「なんだと!?」 「けど、ただナチュラルを...黙って軍の命令に従って、ただナチュラルを全滅させるために戦う気も、もうないってだけだ!」 「...ラクスクラインにバルドフェルド隊長。そして、アスランまでもか」 「ああ」 「何故だ、ディアッカ。何故!?」 「...フリーダムのパイロット。アイツが前のストライクのパイロットだ」 ディアッカの言葉にイザークは驚いた。 「アイツも、コーディネーターだ。アスランとはガキの頃からの友達だってよ」 「何だと...?」 「俺には、やつらほどの業も覚悟もねぇけどさ。見ちまったから...あいつら見て、アラスカやパナマやオーブを見て。そんでもまだザフトに戻って軍の命令どおりに戦うなんてこと、俺には出来ねぇよ」 「ディアッカ!!」 突然コロニーが揺れた。 イザークにクルーゼからの撤退を促す通信が入る。 その様子を見てディアッカがバスターに戻ろうとし、イザークはまだ銃口を向けたままだった。 「ザフトじゃなきゃ敵だって言うんだったら撃てよ」 「騙されてるんだ、お前は!」 「さて、どっちかな。そりゃ...分からねぇけど、俺は行く」 バスターに上がる前、ディアッカは再び足を止めた。 「口止めされてたんだけどな。、生きてるぜ。アークエンジェルに居るんだ」 ディアッカの言葉にイザークは目を見開く。 「なん、だと...?」 「ずっと居たんだと。アークエンジェルに。俺たちがあの船を落とそうと追っていたときも。そして、今も」 「嘘だ!あいつは、アイツはブルーコスモスに!!」 「ああ、ブルーコスモスに連れて行かれ、そして、死に掛けた。でも、生きてる。これは、本当だ。もし、信じれないというなら来てみろよ。また、あいつの声、聞けるぜ?」 そして、バスターに乗り込んでいった。 「できりゃ、お前とは戦いたくないんだがな」 そう言ってハッチを閉じ、戦闘を援護するべく、コロニーの外へ向かった。 残されたイザークは、ただ、呆然としていた。 絶望し、ナチュラルを再び憎んだの時の感情を思い出す。 だが、事実はそうではなかった。 事実は..本当はは生きている。 イザークは自分の手にある銃を見つめ、デュエルに乗り込んだ。 |
やっと久しぶりに出てきた王子。
衝撃の事実を聞かれされて...
そして、次回!
私が一番書きたかったシーンがありますvvv
桜風
06.6.18
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