いつもはとても優しくて、愛されているのが分かる。
「」
私を呼ぶ貴方の声に幸せを感じて泣いてしまいそうになる私を、しょうがないな、と言いながら抱きしめる腕の中がとても安心できて、泣いてしまう。
「泣き虫だな」
そう言って小さく笑う貴方が愛しい。
けど、時々怖いと思ってしまう。
何かを欲してそれを手にするために自分の全てを抑えるその意志の強さ。
志の高さ。
私にはない、あなたの持つその強さが、貪欲なまでのその想いが。
それでも、そこまで手が届かない時だってある。
無機質に響くその音が、貴方はそれを手に出来なかったと無常にも告げる。
そんな時、私は何も出来ずに見つめていることしか出来ない。
たくさんのものを諦めて、切り捨てて。
そうして伸ばした手にそれを掴み取ることが出来なかった、貴方の痛みは今、私が感じているそれよりもきっと大きく、そして、深い。
ねぇ。その痛みはやっぱり、くるしいですか?
私は心の中で呟く。答えは、わかっているのに...
お相手不詳。
お好きな方をどうぞ。
こういう書き方って下手したら名前変換無しになってしまうのですよね。
それを防ぐために、名前をわざと呼んでもらっています(苦笑)
桜風
06.12.8
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