貴方の目に映っているのは何?
目の前に居て、話して笑っているのは私。
でも、本当の意味で私が貴方の目に映ることがない。
そんなこと、とっくの昔に分かってた。
だから、貴方のことが嫌い。
でも、そうして直向に、愚かしいほど直向にまっすぐ突き進んでいる貴方の姿はとても好き。
リングの真ん中でボロボロになって拳を突き上げて笑うその顔に私はたまらなく愛おしさを感じてしまう。
その翌日には、疲れ果てて動けないはずなのに、
「、勝った」
その一言を言うためだけに態々私の家までやって来る。
「知ってるよ。見てたもん」
そう答えると、彼はリングの上で見せないまた別の微笑を浮かべる。
ボクシングというものに、貴方は心を奪われている。
それは、私が到底太刀打ちできないほどの強い想い。
だから、私はボクシングが嫌い。彼の心を捉えて話さないから。
だけど、その彼の心からの、私の大好きな笑顔をもたらすのもそのボクシングで。
嫌い、だけど好き 嫌いだから、好き
お相手は誰と決まっていません。
でもお好きな人で読んでください。
お相手決めない夢ってちょっと難しい...
関西弁のあの人がどうもかけ離れてしまうような...
桜風
06.12.23
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